今回はこれだけは知っておきたいモダンな水彩画の基本について書きたいと思います。
デッサンをしない
絵を描く=デッサンから始めるの思い込みを外す
これまで私は美大を受験する時にデッサンは必須なので絵を描く基本ってデッサンができることだと思っていました。でもデッサンしなくてもモダンな水彩画を描けるようになることができます。
デッサンを習ったことがないとデッサンをするだけでも気合いが入り、気軽に描けなくなりませんか?
凄くリアルな花を描こうと思ったらデッサンをした方が繊細な部分も描けると思います。
もしそういう絵を描けるようになりたいならデッサンを学べばいいと思いますが、
もしデッサンしなければいけないと思い込んでいるなら、ぜひデッサンをしない直接描くモダンな水彩画に挑戦してみてください
上手になる秘訣はできるだけ描くこと、楽しんで描くことだと思います。
最初は描くこと毎日描くことに慣れていないし、でも時間がある時に描くスタイルだと私は中々上達しないと思ったので、10分でも15分でもいいから絵を描くことを、歯磨きをしてから寝る事と同じように自分の生活の一部にすることにしました。
仕事がある日は夕食後から寝るまでの時間で15分を作りました。
その時は講座を自分のペースで進められるので毎日何か1講座(おおよそ15分程)を受講するのが楽しくて仕方ありませんでした。やらなければというより、やりたい思いが強かったから続けられたのかもしれません。
凄く時間のかかる絵を描かなくても、色のカラーパレットを作るとか、葉っぱだけ描くとか、花ビラだけ描いたりしていました。また何も描きたいものが見つからない時はその時の気分を色や形に表していました。
描くことを自分に許可を出す
別にプロのアーティストだけが描いていいといわれているわけではありません。
子供時代は描いていたけど大人になるにつれて周りと比べて、「自分には絵心がない」とか「自分は絵の才能がない」とか色々な理由をつけて絵を描かなくなってくる人が多いと思います。私もそうでした。
絵を描くことが子供の時から嫌いだったら描くこと自体が苦痛だと合わないのかもしれませんが、本来誰でも絵を描く才能は持っていると思います。
でも大人になるにつれて、つい上手な人をみて上手に描ける人が=写真のように繊細に綿密に細かく本物みたいに描いている人を見て私には無理、絵を描くことは向いていないと絵を描くことを諦めてしまっている人が多いと思います。私もそうでした。
最初に私がInstagramで見つけた波の絵を油絵で描いている人も、凄くリアルに描いていていつかこんなリアルに描く事ができたらいいなと憧れの眼差しで見ていました。
そのアーティストはどれくらいの期間描いていてこのレベルまで描けるようになったのかはわかりませんが、絵で生活するにはここまでリアルに描けないとプロにはなれないだなと思い込んでいました。でもそんなことはないと段々この講座を受けてから思うようになっていきました。
色々な描くスタイルがあっていい
アートに良いも悪いもなくて
みんな違ってそれでいい
その人が周りを気にせずに自由に表現してもいい
自分はリアルに描けないから描かないのではなく、
「誰でも自由に絵を描いていい」ということを自分に許可することが大事だと思います。
コメント