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鬼の子孫の苗字は?奈良に実在していた?

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今話題になっている鬼の子孫の苗字や実在していたと言われている場所があることをご存知でしょうか?

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実在した鬼の子孫の場所とは?

「紀伊山地の霊場と参詣道」とは世界遺産です。そこの奈良県のある集落に鬼の夫妻が住んでいたという伝説があるのだそうです。

古くから言い伝えられている場所は奈良の下北山村にある前鬼(ぜんき)集落だそうです。

今から1300年前に前鬼、後鬼という夫婦の鬼がいたと言われています。

夫の前鬼は陰陽の陽を表す赤鬼で鉄斧を手にしていたと伝えられていて、

妻の後鬼は陰を表す青鬼だと伝えられているそうです。

また前鬼は後に天狗となって日本八大天狗の大峰山前鬼坊(那智滝本前鬼坊)になったともされているようです。

 

鬼の子孫の苗字とは?

前鬼と後鬼夫婦には五人の子供もいたと言われています。

その子供たちは、修験者を世話する五つの宿坊を開き、

五鬼童(ごきどう)

五鬼上(ごきじょう)

五鬼継(ごきつぐ)

五鬼助(ごきじょ)

五鬼熊(ごきぐま)

という名前です。

前鬼という住所には車両が入れない山道を進んでいき約40分歩くと、山中に5棟の建物があり、そこには61代目の「鬼」という五鬼助義之さんがいらっしゃいます。

なので鬼の子孫の苗字は五鬼です。

五鬼助義之さんは、宿泊施設を営んでいて、世界遺産に認定されている「紀伊山地の霊場と参詣道」である前鬼の地は修行者が訪れる霊場です。

五鬼助さんは今も宿坊を守り続けているようです。

五鬼助さんによると鬼は普通は怖い存在で悪いイメージですがそうではななく、山に住んでいた鬼は天と地上を結ぶキューピッド役目をしていたのではないか

と考えているそうです。 鬼と書いて「かみ」と読むこともあるようです。

 

 

 

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